【No.1085】
『学び合い』していて陥ってしまう感覚がある。
それは「プラスアルファで取り組んでいることについても強く求めてしまうこと」である。
もっとできることはあるのにサボっていると感じてしまうとそれに気を取られて、気になって仕方がなくなる。
そして、「こういうときはこうするべきだよね」「世の中ではこういうことを求められているんだよ」と圧をかけてしまう。
これを繰り返すと生徒は「やらされ」を感じてしまう。
「自分で」とか「自分から」からどんどん離れてしまう。
求め過ぎるのも熱く語り過ぎるのもよくない。
「ここぞ」を見極めることが重要である。
プラスアルファで頑張っていて「すごい」
プラスアルファをやっていなくて「そりゃやりたくない時もあるよね」
くらいで構えておくと余裕をもって語れる。
語り方も「どんなテンションで」「どんな内容で」を冷静に考えられる。
ふと何度も繰り返した過去の失敗を思い出した。