【No.1044】
ここ数年語りは「深さ」と「幅」が必要だと考えている。
「深さ」は生徒が考える何倍も先のことを伝える。
生徒が「こんなもんだろう」と考えることを超えて願っているのだと伝えることや、「もっとできることがあるのだ」と新たな視点を見出したり、意欲を引き出したりすることである。
「幅」はいかに多様な視点で語れるかである。
同じような刺激を与えていても同じような結果しか生まれない。
心に響くから動く生徒もいれば、頭に響くから響く生徒もいる。
自分で動き出せる生徒もいれば、周りがやっているし、やるかくらいの生徒もいる。
「幅」があることで響く可能性が広がる。
生徒の実態に合わせ、適宜使い分けて語りをしている。