【No.1222】
子に期待しない親はほとんどいないと思っている。
多くの親は期待をかけて大事に育てている。
ただ、この期待の掛け方はスキルがいると最近思うようになってきた。
「思い」だけでは、うまく伝わらず空回りしてしまうことも容易に起こりうる。
しかし、親は正しい期待の掛け方なんて学んだことがない。
アンテナが高い親は、講演会や講座などを受けて学び、それを子に還元しているようである。
ただ、これもうまくいっている事例はあまり聞いたことがない。
むしろ、過度の期待で子が潰れ、うまくいかないことに腹を立てたり、自分を責めたりする親がいる。
負のサイクルに入っていく家庭も過去にいた。
結局は世間との差ばかりに気を取られ、自分の子と向き合っていないのだろうと思う。
逆にうまくいっているなあと感じる家庭の共通点は、
・基本的に伸び伸びやりたいことをさせる
・礼儀と感謝することをしつけている(親が率先して実践している)
・何か一緒に学んでいこうとしている
・親子とはいえ子ども扱いせず、一人の人間として接している
・雑談(笑い話)をすることが多い
・世の中(クラスや友達グループでもよい)に貢献できることを考えている
をすべてではなくとも多くを満たしている。
自分は基本的に中学生ばかりなので、校種によっては違うのかもしれない。
将来の自分の家庭にも生かしたい。