【No.1223】
生徒の教育(しつけも含む)について、今までの考えをメモとして残しておく。
新任のときは「学校≠家庭」だった。
学校での学びと家庭での学びは全く別物だった。
学校は授業を基本にその他の教育活動を通して社会の中で生きていく力を身につけるもので、個人的なスキルは家庭のしつけレベルだと考えていた。
担任を数年行うと各家庭の様子が見えてくる。
「学校⊃家庭」と変化した。
これは前任校が寮をもっており、寮監の勤務もあったことも影響しているだろう。
なかなか子育てに力を入れられない家庭もあるため、学校が本当は家庭がするべきであろう「しつけ」の部分も担う。
これもその生徒の成長のためと思って一生懸命に行った。
最近はやっぱり学校は学校だろうと思うように
なってきた。
「学校≠家庭」である。
一見新任のころに戻ったようであるが、そのときとは違う。
新任のときは「家庭のことは家庭でやってよね」的な感覚だったが、今は「役割は違えど、情報交換しながら協力して育てていきましょう」的な感覚である。
当たり前と言えば当たり前であるが、実は押し付け合う関係になってしまいがちなところでもある。
さて、これからどんな変化があるのだろうか。笑
取り止めもないが、心と頭の揺らぎをメモしておく。