会話形式

【No.1558】

 

共通テストで「会話文」の問題が出題されるようになった。

 

・公式の導き方

・問題の解き方

・問題の別解

 

など、種類はいくつかある。

 

「共通テストで出題されるようになったから、授業でも会話を増やしましょう」

「会話と言ってもただ喋っているだけでは力がつかないので、上記のような視点をもたせて会話させましょう」

 

などと指示を受ける。

 

わからなくもないが、自分の中では授業中に視点をもたせて会話されると本当に会話形式の問題が解けるようになるのか疑問である。

 

講義形式で受け身のままの授業よりもマシな気がするが、それも感覚でしかなく根拠が感じられない。

 

会話するのと会話形式にの問題を解くのとでは必要な力は別だと考えている。

 

授業では自分が会話をする側であるが、問題を解くときには会話している人を客観的に見て話の流れをつかみ、必要な情報を整理し、活用する力がいる。

 

自分自身も問題を解いていて入り込める会話と入り込めない会話がある。

 

会話形式の問題に入り込むための練習が必要である。

 

授業では自分が会話せず、人が話しているものを最初から最後まで聞いて、問題解決にいかす場面はほとんどない。

 

だから、授業で会話するだけでなく、会話形式の問題を解いて「慣れる」ということである。

 

今は会話形式の問題を解くための「コツ」を自分の中で整理中である。

 

ただ「慣れろ」は根性論と同じであるから…。