伝え方

【No.1571】

 

内履きのかかとを踏んでいる生徒がいた。

 

過去には

 

「かかとを踏むな」

「ちゃんと履きなさい」

「くつの履き方もわからんのか」

 

などという指導を聞いたことがある。

 

その場で直して終わり。

 

でも、翌日も踏んでいる。

 

こんなその場しのぎの指導はよくある。

 

相手の心に響く指導になっていないのだろう。

 

相手に応じて伝え方を変える必要がある。

 

一人ひとり違うのだから。

 

ある生徒に「スポーツマンなんだから道具を大切にしてほしいなあ。靴も自分の体を守ってくれるものだよ。」などと伝えてみた。

 

「スポーツマンなんだから」でかなり食いついた。

 

ちょっとした伝え方の工夫で響き方は大きく変わる。