【No.1625】
生徒のことを思って伝えている「優しい言葉」と「厳しい言葉」は、生徒指導の上で両輪であることをある教員に伝えた。
優しい言葉は関係が悪くなることはないが、片方の車輪がないので、ぐるぐるとその場を回っているだけで、成長がない。
厳しい言葉をかけると生徒は離れていくかもしれないが、伝え方次第ではこれまで以上の信頼を得られることもある。
優しいばかりではダメ。
厳しいばかりでもダメ。
このバランスにその教員のアイデンティティが現れる。
バランス感覚は反省をせずただただ教員生活を続けていては磨かれない。
自分で磨くもよし、磨いてもらうのもよし。
磨かれていくことで、生徒に還元される。