【No.1929】
脅しは一時的に相手をコントロールできることがある。
脅した側は「相手が言うことを聞いた」と錯覚する。
そして、また「はみ出たこと」をすると脅して相手をコントロールしようとする。
この「脅し」は中毒性があり、やめられなくなる。
思い通りにいかないともっとキツい「脅し」になる。
客観的に見ると無茶苦茶なことが行われているように思うが、実は今の教育にはあちこちで見られる光景である。
ましてやそれが親子間でも行われていることも往々にしてある。
もしかするとその親も会社で同じように上司から「脅し」を受けているのかもしれない。
この連鎖を止められるのは教員である自分たちだと考えている。
この脅しのような負の連鎖に気づき、反省し、改善していく。
「脅し」慣れした人は、時々「脅し」が出てしまうかもしれない。
でも、その頻度が減ることは社会にとってメリットである。
どのような姿を大人が見せるかは子どもの成長に大いに影響する。