【No.1057】
生徒面談を進めている。
進めているとはいえ、担任にお願いして、各クラスの様子を把握している。
なかなか新鮮な感覚である。
担任と話しをしていて
「◯◯が△△してくれない」
などといった相手をコントロールしようとする発言がまだまだ多く見られる。
「幼いなあ」と思いつつ、それが現実であり発達段階なのだろうと捉えている。
「それに対してあなたは何ができそうかな?」
「あなたが変われることは何かな?」
と問いかけていく。
こういった経験を通して自分のことを客観視し、行動を選択する。
時間はかかるが自分の人生に責任をもてるようになる。
すぐに他人のせいにする大人は何だかんだでたくさんいる。
昔の自分はそういう面もあった。
しかし、「自分には何ができるだろう」と考える習慣がついてからはより楽しい人生になっていると感じている(側から見たら大変な選択をしているときもあるようであるが自分は楽しんでいる)。
学年団では「生徒や保護者のせいにせず、自分たちで何ができるのか考えて行動すること」を共有して過ごしている。
みなさん人のせいにすることなく、何か問題が起こっても前向きで話していて楽しい。
生徒だけでなく自分とかかわる人はそういう人になってほしい。