【No.746】
今日は「気になる生徒」と面談をした。
自分のクラスではないが、学年主任なので、話をした。
呼ばれて来たときには「え、何ですか…。私何もしていません…。」といった様子。
いつも通り「何で呼ばれたと思う?」という質問からスタート。
こちらの想定していない答えも飛び出し、話を聞く。
本人なりに人間関係で悩んでいるようである。
よくよく話を聞いていると、「思い」が向かう方向は正しいが、「行動」の選択が間違っているのだとわかる。
「気になる生徒」となるとやはり問題行動に目がいってしまう。
「◯◯はやめろ」などという指導ばかりされていては根本的解決にならないし、その子の理解にはつながらない。
行動に至る背景をいかに理解してあげるかが生徒との信頼関係につながる。
よいところと改善した方がよいところを一緒に考えた。
たくさん話して疲れたかと思うが、表情は妙に清々しい様子である。
今回の生徒に限らず、背景を理解することから生徒指導をしていきたいと改めて感じた。
単発の指導にならないように気をつけていく。