全員達成

【No.1978】

 

授業では全員達成を願っている。

 

「全員はここにいる全員だ」とはっきり伝えることもある。

 

「全員」であることの価値も伝える。

 

でも、あんまり「全員」を押し過ぎると重たくなると言うか、「強制されている感」が強くなる。

 

これまでにも何度もあった。

 

「全員達成したい」気持ちが「しなければならない」に負けてしまう。

 

そうするとどんよりする。

 

こちらのベクトルの向きと大きさは語りをする上で、最大限配慮している。

 

今はまずまずといった雰囲気である。

 

他の先生からは「生徒が生き生き学びに向かっていますね」と言われることもある。

 

そして、「この学年は生徒がいいから」という結論に達する人がいる。

 

「いやいや、教員の影響もありますよ」と言いたくなるが、そう言った話は伝わる人にする。

 

それ以外の人には「あはは、そうですねえ」と適当に流す。

 

でも、これで少しずつ輪は広がっている。