【No.2025】
これまで10年以上教員をやっているが、本気で「政治家になりたい」と言う生徒に出会ったことがない。
むしろ「政治家なんて…」と政治家を悪く言う声は幾度となく聞いている。
他の学校には一定数なりたい人がいるのだろうか。
これは今に始まった話ではないが、日本教育の「負」の面だと思う。
でも、政治家たちは「自分はなりたい側」だから、こういう現状に感度は低い。
むしろ、「興味がないのがおかしい」と揶揄するくらいのスタンスではないだろうか。
パフォーマンスのために教育をどうのこうのと話すよりもっと子どもたちに訴えかけるような、憧れられるような取り組みが必要なんじゃないのかと本気で思う。
小手先だけの改革ごっこをやっている場合ではない。
負のサイクルはしばらく続きそうだ。