想像するために

【No.129】

 

自分から色んなところに出かけて色んな人と出会って話を人間関係を築いてきた。

 

しかし、それは一本の線でしかない。

 

生徒の数だけ、保護者の数だけそれぞれ一本の線がある。

 

理解しようと思っても目に見える部分はほんの一握りである。

 

多くのものを想像するしかない。

 

想像するためにはきっかけとなる「種」が必要である。

 

だから、たくさん本を読んだり、SNSを活用する。

 

でも、1番身になるのは「直接話し合ってお互いの価値観に触れ合うこと」だと思う。

 

教師の価値観なんて一つの見方でしかない。

 

子どもたちには、

 

たくさん友だちと触れ合って、

たくさん感じて、

たくさん考えて、

たくさん伝えて、

またたくさん感じて…。

 

そういう時間がたっぷりと必要なはずである。

 

自分にもそんな場が子どもの頃からたくさんあったならもっと柔軟であったと思う。

 

自分ができるのはそういう場を設定して、評価して、今までよりみんなが納得する関わり方を見つけていけるように後押しすることだと思う。

 

子どもたちの能力を信じて必要な支援をしていく。