【No.368】
今日は母体となっている塾の合宿で授業をした。
対象は小学6年生。
「本校に入学したらこんな形で進めるよ」がわかる授業にしてくれという要望に応える。
振り返りの記述からかなり高評価であったように感じている。
一番の気づきは「安心感」である。
「安心と安全」は授業、学級づくりでは大切だと多数の本に書いてある。
「まあそうだろうな」と思ってその環境を整えて来たが、今日はそれを強く感じた。
観に来ている塾の先生と目が合うと表情が柔らかくなる生徒が多い。
観に来ている塾の先生に声を掛けられると頑張ろうと張り切る生徒が多い。
安心感でこんなにも変わるのだと感じた。
ただ、塾なら先生と生徒という関係でも何とかやっていけるのかもしれないが、学校ではそうはいかない。
「安心感」は生徒同士が中心である。
もちろん環境を整えるために教員もかかわる。
学校にいると不自然に感じる「強すぎる先生と生徒の安心感」
塾では当たり前なのだろう。
考えるきっかけをもらえた。