【No.504】
実力考査の問題をここ数日考えているが、ピンとこないので、本屋に行く。
課題探究系の本を買いあさる。
やっぱり自分から出てくるものって少ない。
数学もこれに似ている。
数学は「ひらめきだ」という人がいるが、それは違うと思っている。
何かと何かの知識が結びついたときに「わかる」。
つながった感覚は確かに「ひらめいた」ような気になる。
さも自分の中から生み出したもので答えまでたどり着いたかのようだ。
数学が好きになったきっかけはそのような「ひらめいた」感覚が心地よかったからであったが、数学教育を学ぶ中で、それは一般的な「ひらめき」とは違う感覚であることがわかった。
つなげてわかっていく、謎解きのような感覚に近い。
自分が学習して得られた知識とつなげること
教科書の例題とつなげること
参考書のまとめとつなげること
友達の考えとつなげること
どれにも価値がある。
優劣はない。
それならばそれぞれを尊重し合える環境づくりが必要である。
毎回それが保たれているか3学期はここに焦点を当てて見取っていく。