【No.580】
修学旅行は生徒も学びが多いが、教員も学びがたくさんある。
授業は毎日あり、反省点をすぐに生かしやすい。
しかし、修学旅行などの宿泊学習は基本的に年に一度である。
教員も昨年度の反省を生かし、経験を積む大事な場である。
今年は自分の目標として「しゃべらない」を掲げた。
しゃべらないというのは放置ではなく、必要最低限の言葉を選び、伝えるようにすることである。
また、仕草などの視覚的な情報を意図的に出すこともした。
具体的には、「時計をちらっと見ること」「基準列を手で示すこと」「座るときに一列目だけに聞こえる声で伝えること」などである。
生徒には事前に大事なことは「体調管理をすること」と「周りを見て行動すること」と伝えた。
結果として、ものすごく手応えがあった。
周りを見て行動するのはもちろん、自分たちで制し合い全ての活動において一番早く、静かに行動ができた。
これからも使っていこうと思う。
来年度は「最優先は学年・クラス・班の利益」を常に考えた行動をさせようと考えている。
具体的な行動を自分(たち)で考えさせていく。