純粋な心

【No.774】

 

今日は新人大会。

 

人数が足りず、合同チームで出場した。

 

結果は0-10の大敗。

 

途中から全員出場させる方針に変えたのもあるが、「よい思い出」としては残らないと思っていた。

 

しかし、出場した選手からは「あーもっと出たかったなあ」と、声が上がる。

 

攻められ続けていたにもかかわらず、前向きで純粋な言葉に心を打たれる。

 

サッカーを好きでいられる人に育てたいと思っているが、素敵な芽を大事に育てていこうと思わされた。

 

自分自身のためにもなった試合だった。

 

また、同じように授業でも「知りたい」「わかりたい」「もっとできるようになりたい」が当たり前だった時代があるはずだ。

 

それが歳を重ねるにつれて薄れていく。

 

そして、いつの間にか「苦行」になってしまっている。

 

「できて嬉しい」

「わかって楽しい」

 

言うのは簡単だが、それを持続させるのはとても難しい。

 

教員次第だと思う。

 

教員の仕掛けの幅を広げていく。