学年道徳

【No.788】

 

今日は念願の学年道徳を行えた。

 

題材は宇野先生の追試となる「ねえ、悪いのは、わたしなの?」である。

 

結論からすると楽しく、たくさん考えられた。

 

学年全体で行うことに加え、学年担当の教員も一緒に行うことで、刺激はあった。

 

なおかつ、資料が2つあることにさらに話し合いの熱量が上がっていった。

 

よい面だけでなく、中学生に行うことについて、今後変更してもよいなと思う部分がいくつかあった。

 

・二項対立ではなく、誘われた子の視点や一緒に行きたかったのに自分から誘えなかった別の生徒の視点を入れるのはどうか

・女子だけではなく「男女2人ずつで行く」という話から膨らませてもよいのではないか

・同じ資料でも悪いと考える方向は様々であるので、最初の交流で資料が2種類あることに気づく。もっとあからさまに相手がおかしいと思う資料にするのはどうか

・資料がどこかでわかることが前提であるならば、第3の資料を入れてもよいのではないか

・どちらが悪いという視点を通して「人間関係づくりに必要なこと」や「本当の友情とは何か」など視点を与えて考えさせてもよいのではないか

 

と考えた。

 

目の前の生徒のためになる授業を突き詰めていく。

 

そして、今日は道徳の授業か面白いと学年担当の教員に思ってもらえたことがとてもよかったのではないかと思う。

 

「よいもの」がイメージつかないときは授業を作る側は辛い。

 

何か目指すものになっていれば追試をさせていただいた価値がある。

 

自分でもこのような授業を作れるように精進していく。