【No.857】
毎週学年では同じ教材を使って道徳の授業を行なっている。
今年から道徳は学年主任が目を通し、内容を一緒に考えている。
責任は重大であるが、やっていて楽しい。
そして、自分のクラスだけでなく、各クラスの様子も考えながら作っている。
どのクラスでも考え・議論されるだろうと期待して授業に入っている。
しかし、毎回クラスごとの反応が違うのも面白い。
やはり、その教材の中に教員側の思い入れや熱が入るかは一つの基準である。
自身の経験や関心ごとから「教員の生の考え・意見」が入ると活性化する要因になっている。
中学道徳では初めから「これが答えだ」というものがなくて大丈夫。
むしろ、「正解って何だろう」「この場合どうするのがふさわしいのだろう」「心と頭と体の答えは違うけど、いいのかなあ」と考えたくなるものがよい。
2019年最後の道徳であった。
2020年も楽しみである。