【No.819】
教員の仕事は大変だ。
とにかく面倒なことは多いし、自分のペースですべての仕事を進められるわけではない。
突発的なトラブルのために余力を残しておく。
イメージとしては普段から8割程度の感覚で仕事を進める。
これは手抜きではない。
これは「続ける」ために必要なことである。
しかし、これだけでは「大変」という感覚は大きく残る。
教員はブラックという価値観から抜け出せない。
そこで、教員の仕事の楽しさ→感動→やりがいにつなげていくことが必要である。
ただ、「楽しさ」「感動」は自然発生的なものだと環境要因にしているうちは、「あの学年のときはよかったなあ」という年が来る。
しかし、教員が「楽しさ」や「感動」を感じられるように教員側から仕組むことは実はたくさんできる。
漫才の「ネタ振り」のようなものである。
あとは振っただけでなく、フォローをする。
そうすると生徒が「楽しさ」「感動」を覚え、その姿に教員は「楽しさ」「感動」そして、「やりがい」を感じられるようになる。
こういうことを教員研修でやっていきたい。