仕事術

【No.820】

 

緊急中毒から抜け出す方法は2つある。

 

1つ目は、その仕事をしないことである。

 

2つ目は、短時間で終わる仕事からどんどん済ませていくことである。

 

1つ目は放棄する方法もあるし、他人に任せる方法もある。

 

どちらも自分の成長にはあまりならないが、とりあえずその場からは離れられる。

 

とにかく放棄して1日休んで回復できるなら休んでもよいと思っている。(自分はまだしたことがないが)

 

誰かに任せられなくて、自分を追い込んでしまう人も多い。

 

全部任せることはできないならば、印刷は任せるとかレイアウトは任せるとか仕事の一部を任せればよい。

 

そこで生み出された時間と心のゆとりは意外と大きいものである。

 

これは意図的にやる。

 

頼んだことをやってもらって感謝するやり取りを通して関係を築いていく。

 

2つ目は、自分の成長にもつながる。

 

仕事は質と量の側面がある。

 

質はさほど高くなくてもよいが、量が多いものもあれば、その逆もあるし、どちらも満たす必要があるとかもある。

 

とにかく短時間で終わる仕事をさっさとやっていく。

 

30分で10個近くの細々とした仕事を終わらせることもある。

 

教員の仕事にはスタンプを押せばよいものもいくつかある。

 

そういったものからどんどん終わらせる。

 

終わらせた「数」で心の満足度が上がり、仕事に対する焦りはかなり減るし、脳もゆとりが出てくる。

 

日頃から仕事の優先順位を瞬時に組み立てられるように意識が向いているのかは教師力に大きく影響する。

 

緊急中毒にならないための予防も大切だが、やはりイレギュラーな仕事が多いのが教員という職業である。

 

教員を続けるにあたり、早く仕事術を学ぶとよい。