【No.710】
今日は1学期最後の道徳があった。
道徳の流れはある程度固定化されており、その中で生徒が考えていく。
その際に発問の良し悪しが授業の満足度を決める。
今日の題材は震災を話題にしたもの。
実際に起きた震災を元にした文章である。
教員が読んだときには「心にしみるいい文章だなあ」と思った。
発問も考えて、深い話し合いができるようにと考えた。
しかし、結果としてはこちらの狙いには十分到達しないものであった。
生徒の意見交換の後の教員の話で帳尻を合わせたような形になってしまった。
考えてほしい核心に迫る発問にしたつもりが、迫れるだけの知識と理解力が足りないのが原因となり、話し合いは宙に浮いた感じ。
でも、必要以上に補助発問を入れると教員の「誘導」のように察されてしまう。
授業後、道徳担当の教員と話し合う。
お互いに授業をしてみて感じたことは同じであった。
発問力を磨くためにもっと多様な授業展開、切り口を探す。