【No.896】
今日は授業の終わりに5分程度要点を解説した。
『学び合い』は「教えない」とか「見守る」とかノウハウとして存在している。
セオリーとしては、生徒同士で何をすべきか考え、解決させていく。
もちろん、ベースにはそれがある。
任せる部分はとことん任せている。
ただ、教室の中の生徒全員が求めているなら「教えること」は活性化につながる。
今日は単位円の描き方を全体に共有した。
聞き取ろうとする視線はバシバシ伝わってくる。
教員が話すことが自分にとって必要なことであれば、必死に聞く。
そして、学び取ろうとする。
十分アクティブである。
教員が生徒に関わる「方法」よりも、「目的」の方が重要である。
何のために解説したのか。
これは生徒の次の学びに向かう安心感とエネルギーのためである。
この1回があるから「どうせ先生が最後に教えてくれるから手を抜こう」なんてことにはならない。
そういう信頼関係はできている。