事実と解釈

【No.795】

 

「困った子」ではなく、「困っている子」と捉えて指導にあたりましょう。

 

これは前任校で教えてもらった大事なことである。

 

そのときは「ふーん」といった程度でしかわかっていなかったが、経験を積むにつれてこの言葉の重みがわかる。

 

前者で生徒を見ていると、マイナスな見方、対応ばかり出てくる。

 

後者で生徒を見ていると、プラスな見方、対応ばかり出てくる。

 

同じ生徒を見ているはずなのに解釈が大きく違う。

 

もちろん、後者の見方をしているからといって、ぽんぽんとプラスの対応策が出てくるとは限らない。

 

しかし、生徒にとっても、自分にとっても精神衛生上よい。

 

よい関係も築いていける。

 

事実は1つ。解釈は無限大。