【No.1198】
今、自分は教員としてこの新型コロナウイルスの世界で生きている。
制限された活動、数々の予定変更なども「やれることをやっていくしかないな」と、割り切って進めている。
生徒はどうだろうか。
この制限された活動の中で、大人になって中学生活を振り返ったときに何が残っているのだろうか。
思いっきりやり切れた
もうやり残したことはない
大満足だ
という感覚になれるのだろうか。
この制限された生活が彼らの将来にどのような影響が出るのかとても心配である。
何事もほどほどにしていればいいよね
〇〇だから仕方ないよね
そんなの無理だよね
など感染予防を盾にあれこれ制限し、諦めることを学ばせてばかりになっているのではないだろうか。
制限された生活は、彼らの成長にとても影響している。
少なくとも生徒の目の前にいる教員が、この制限された生活の中で、「これならできる!」とか「こうやって工夫してみたらできるかもしれない!」など、生き生きと過ごす姿を見せたい。
そうすれば将来に希望が出てくるはずだ。