【No.17】
「よい教育とは何だろう」と最近またよく考えている。
目の前に壁がある子に対して
その壁を乗り越える力をつける方法を考える
その壁を越えるように階段をつくる方法を考える
その壁を越えなくてもよい方法を考える
その壁を突き破る方法を考える
その壁を移動させる方法を考える
その壁を溶かす方法を考える
その壁の材質をかえる方法を考える
その壁の大きさの測り方を考える
その壁を越えなくても、向こう側が見える位置はどこか考える
その壁が自分(たち)の方に倒れないようにする方法を考える
考えることはたくさんある。
学校だけが学ぶ場ではない。
でも、学校だからこそ学べることもある。
ぐるぐる考えるが、毎回の着地点は「本人が決めたことを応援すること」である。
これは責任の放棄ではなく、むしろ、責任を追及した結果の結論である。
今の自分にできる精一杯の行動である。